OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2018

 

帯広コンテンポラリーアート2018

「河口」展 参加作家  

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由良 真一 Yura Sinichi

 

「シカゴ川河口 」 

Where Chicago River meets Lake Michigan

 

制作年 : 2018

素材 : キャンバスに油彩

 

 河口とは、川の真水が海水に晒され交わるところである。そこを境として環境が変化し、生物も植物も全く新たなものに変化していく。私は利別川上流の陸別町で生まれ、その川を下るかのように足寄町、池田町へと住居を移した。その間、帯広市での下宿生活の高校時代、東京での浪人時代、アメリカの留学時代そして今の画家時代と、その時々、自分がそれまで慣れ親しんだ環境を捨て、川の水が海水の水に出会うように、異質な世界に足を踏み入れて来た。環境の変化は自分の内面に渦巻きを起こし未知なものへの恐れや不安、時には怒り、そして愛を感じ、希望を抱き未知なる領域へ挑戦する勇気を
持つことを教えてくれた。現代の社会は今までにない変化の兆しに揺れている。過去の歴史を受け継ぎ繁栄を享受して来たが、今異質で未知なものを受け入れざるを得ない現代社会、日本そしてアメリカ自分。そのことに想いを馳せて、私は2018年にシカゴの地に立ち、油絵を描こうと思う。


 

Navy Pier Chicago, 2018, Oil on canvas, 38cm x 45cm

 

 

由良真一・米国シカゴ・Navy Pierにて、シカゴ・リバーとミシガン湖が交わる河口近くにて制作。

 

FACEBOOKページより

https://www.facebook.com/shinichi.yura/videos/1825461424240876/

 

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由良 真一 

Yura Sinichi

池田町在住

1980年モントレーペニンスラカレッジ卒業(米国)、1982年カリフォルニア美術大学卒業、
1981年サンフランシスコ・アーティスト協会ギャラリー展入選、1988年第64回白日会展入
選、1989年第一回ジャパン大賞展入選、2009年パームアートアウォード展(ドイツ)にて
Certificate of Excellence受賞    

【 発表歴 】

1988 フィライン・フォーゲラーハウス個展(ドイツ)
1998 道立帯広美術館主催「自然の中の画家たち[バルビゾン派 / 十勝]の美術」(帯広市)
2007 国際美術展「オープンアート2007」(フランス)
2009 国際美術展「インターアート・グライフスバルド2008」(ドイツ)
2015 CLOSE-UP OF JAPAN IN CHICAGO(米国)、マイナスアート展(帯広市)
2016 CLOSE-UP OF JAPAN IN CHICAGO(米国)
2017 OUR ART WORKING2017(米国)
  1984年より個展を毎年国内外で開催し作品を発表しています。
   

 

 

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OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2015 「マイナスアート展」

「デュアリティ」DUALITY

 

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