帯広コンテンポラリーアート2018
「河口」展 参加作家
内藤 万貴 Naito Maki |
「 生き流 」 to live制作年 : 2018 素材 : 砂 (行為と作品の変化を写真・映像に記録) 大きさ : オニハマダイコンが生え始める場所から砂浜が伸びている限界のところまで。
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石狩砂丘海岸が広がる石狩川河口にて、砂を握りしめて作るオブジェを無数に設置する。オニハマダイコンが生え始める場所から、海と川の境に向かって伸びている限界の砂浜までが範囲となる。 私にとって川は、森と比べるとおぼろげな存在だった。そのため河口像がなく、この際具体的なイメージを得るために石狩川河口に向かった。河口の最先端に立ったとき、自分自身が溶けていくような錯覚に陥った。ここでは、何かをとどめることが出来なく、常に変化していく。砂もまるで生き物のようだった。
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生き流 - to live - Ishikari River estuary Maki Naito
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生き流 to live 2018/08/28
生き流 to live 2018:08:29
生き流 - to live - 2018.10.19
生き流 - to live - 2018.10.22
生き流 - to live - 2018.12.15
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2018年8月28日
2018年8月29日
川岸部分の時間経過後。 風がとても強く、砂と風による変化が早かった場所。 秋(10月)と冬(11月か12月初頭)にも再制作予定。
2018年10月19日 石狩川河口にて、今までで最大の範囲で再設置。
制作時と3日後。
オブジェ 制作時と3日後。
2018年10月22日 少し内陸に入った場所で、夕陽が沈み始める頃から制作。時間との競争で、沈みきる前に完成。
この日は満月が近く、日が沈んでもあたりが明るく照らされた。
2018年12月15日 特にエネルギーの気配を感じる場所を中心に配置しました。
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内藤 万貴Naito Maki |
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札幌市在住 2012 北海道札幌啓成高等学校 卒業 |
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【 発表歴 】
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「 」(いき) |
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「今日の息」 |
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「誘」(いざない) |
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「 の連鎖〈iki〉norensa 」 |