OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2018

 

帯広コンテンポラリーアート2018

「河口」展 参加作家  

※参加作家ページへ戻る

 

半谷 学 Hangai Manabu

「花力発電装置 十勝川河口にて」FLOWER POWER in Tokachi River 

 

制作年 : 2018

素材 : 廃棄された麻ロープ グラスファイバー

大きさ :  直径 300㎝  高さ 300㎝

作品展示場所 :  十勝川河口

作品設置予定日 : 2018年 8月4日~5日


作品のコンセプトは「アートとエネルギー」である。
エネルギーが原因で不幸になってはいけない。太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などの再生可能エネルギーは、幸福になるために使われてこそ地球からの恩物となるはずだ。しかし人間はエネルギーの既得権益や利害関係によって対立し紛争を起こして不幸を生んでいる。もしも花から生み出されるエネルギーがあれば、自分たちで花を育てて必要なだけのエネルギーを愛おしみ、今よりも幸せに暮らせるのではないだろうか?この装置は、個人が消費するエネルギーは個人で生産している未来と、万人が創造するアートが万人の心に花を咲かせている未来を願って作り続けられる。どちらも人生には欠かせないものだから。

 

 

FLOWER POWER in Tokachi River

 

▲top

 

 

半谷 学 

Hangai Manabu

 「ウォーク・イン・アート」という表現形式で制作を続けています。鑑賞される方には作品の中や周りを散歩するように楽しんで欲しいと思っています。作品の多くは風などの自然作用で動くように設計してあり、人が近づいたり離れたりすることで作品に動きが生まれそれが作品の魅力になっています。材料には社会から廃棄されたものを独自の技法で素材として蘇らせたものを取り入れています。作品は一見すると見慣れた自然の形を再現しているように見えるかも知れませんが、実は内部に環境問題に対して考えるべき課題を潜ませています。ジャンルを超えた国内外の展覧会へ出品を続けながら、パブリックアートとして受注した作品を各地の公共施設などに納めています。そのほか環境問題を楽しく考えることをテーマにした、子供たちとの造形ワークショップの活動にも力を入れています。2003年より帯広市と群馬県みなかみ町に拠点を置いて活動中。1988年武蔵野美術大学大学院修了。

【 発表歴 】

2016 かがわ・山なみ芸術祭2016 竜雲少年農場 綾川町 香川県
  裸形の北風 マキイマサルファインアーツ 台東区 東京都
  POST 3.11 光明の種 原爆の図 丸木美術館 東松山市 埼玉県
2015 中之条ビエンナーレ2015 霊山たけやま 中之条町 群馬県 (*2011年から毎回参加)
  半谷学展 Poison Rain・毒の雨 WALK in ART vol.3 茶廊法邑 札幌市 北海道
  半谷学展 Poison Rain・毒の雨 WALK in ART vol.2 Azabujuban Gallery 港区 東京都  
  半谷学展 アートの森で遊ぶこと WALK in ART vol.1 帯広市民ギャラリー 帯広市 北海道
2014  六甲ミーツ・アート芸術散歩2014 六甲山カンツリーハウス 神戸市 兵庫県 
  POST3.11 祭、炎上、沈黙、そして… 第3回東京都美術館セレクション展 東京都美術館 台東区東京都
  逗子アートサイト2014・語りはじめる都市 蘆花記念公園ほか 逗子市 神奈川県
  おびひろ現代アート2014 帯広市民ギャラリー 帯広市 北海道
  防風林アートプロジェクト2013~14 愛国地域の農地ほか 帯広市 北海道
2013 半谷学展 再生、負のイメージから美のイメージへ。渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館 渋川市群馬県 
  境界 倉庫現代美術館 高山村 群馬県    
2012 The First Cut マンチェスター美術館 マンチェスター市 イギリス

 

▲top

OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2016 「ヒト科ヒト属ヒト」

「花のヒト」

 

OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2015 「マイナスアート展」

「ホテルみのや:浮上計画」

 

OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2013-14 「防風林アートプロジェクト」

「NATURE UMBRELLA」

OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2011 「真正閣の100日」

「風と水と時の遊び」

 

※参加作家ページへ戻る

 


▲top