OBIHIRO CONTEMPORARY ART

 

帯広コンテンポラリーアート2016

ヒト科ヒト属ヒト 参加作家  

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荒井 善則 Arai Yoshinori

 

「Soft Landing to OBIHIRO」

制作年=2106
素材:木+アクリリック、有刺鉄線


 「柏の木の近くには、有刺鉄線が埋まっていた」から始まったエスキース。
この一体は、原生林から新たに植林された木々が生い茂る森であったが、航空機の発着の影響から多くの木が切られたという。
「帯広の森」には数本の柏の大木が残り、往時を偲びこの地を守るかのように堂々とその存在感を示す。
境界を区切るための有刺鉄線、忘れ去られた二つの束は錆びて木の根元に転がっている様は、開拓から整地へと移行するこの地の歩みを呼び覚ます。
この地を太陽が照らし、風雨を受け木々には葉が繁り、季節と共に色も変貌する。有刺鉄線の幻影はこの場所にあって、時を刻む錆と共に「Soft Landing to OBIHIRO」の中から、目覚めたかのように浮かび上がって来た。

 


 

 

 

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荒井 善則 
Arai Yoshinori

長野市生まれ 旭川在住

2009年 北海道文化奨励賞受賞

【 主な個展 】

旭川、長野、札幌、東京、韓国、デンマーク、英国、スウェーデン、 ルーマニア等

 

【 主なグループ展 】

2015

HOPE REPORT(韓国・楊口−朴壽根美術館)

  光州国際現代美術展(韓国・光州)
  マイナスアート展(帯広)
  ハルカヤマ藝術要塞展( ’13,’11, 小樽)
2014

FAIRLY NORTH (FINLAND)

  防風林アート(帯広)
  500m美術館「北の脈」(札幌)
  Sapporo Conception「思考気流」(札幌)
  プラットホーム−彼方へ(札幌)
  Far East・極東(留辺蘂)
  光州−北海道特別交流展(韓国・光州)
2013 OKETOコンテンポラリーアート(’12,置戸)
  まつしろ現代美術フェスティバル(’12,長野)
2012 世界芸術競技展(ロンドン・ヘンリームアー ギャラリー)
2011 小布施・境内アート(’10,玄照寺)
  街かどアート@つちざわ(’09,花巻)
  帯広コンテンポラリーアート・真正閣の100日(帯広)
  第16回日本の美術(東京)
2010 北海道 立体表現展(’08,’06,’03,’01札幌・北海道立近代美術館)
2009 始めからのスタート展(長野・北野カルチュラルセンター)
  水脈の肖像 ’09展(06,’02,北海道立近代美術館、’00,’98,大丸藤井)
2008 プリントアドベンチャー展(’03,’98,’90,’86,北海道立近代美術館,’87,韓国)
2007 Finish and Begin 夕張美術館の軌跡-明日へ(夕張美術館)
  水脈の肖像・ 韓国展(韓国・ソウル鍵美術館)
2006 北見現代美術展(北網圏北見文化センター)
  日韓芸術家交流展「今は、愛する時」(韓国・巨済芸術文化センター)

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OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2015 「マイナスアート展」

「Soft Landing to Obihiro」

 

OBIHIRO CONTEMPORARY ART 2013-14 「防風林アートプロジェクト」

「Soft Landing to Field in Bohuurin」

 

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