● 第1週〜第5週 5月28日(土)〜7月3日(日)  5/28〜7/3 7/4/〜8/7 8/8〜9/4


5月28日(土) 15:00〜   真正閣
  オープニング・イベント
  講演:「大地の芸術」真鍋智紀氏(株式会社 真鍋庭園緑化 代表取締役)

 

5月28日(土)〜6月5日(日)  庭園内  
 半谷 学 Manabu Hangai 日本庭園の池に展示
 真正閣の日本庭園の池に風と遊んでいるような作品を設置します。日々を楽しく笑顔で暮らし、アート活動を続けていると、湧き水のように透明な喜びが心に溢れる瞬間があります。今回は水の上にその喜びや楽しさを素直に表現したいと思っています。ひととき真正閣から眺めてお過ごし下さい。 http://www.hangais.com
5月29日(日)〜6月5日(日)  真正閣  
 梅田 マサノリ Masanori Umeda  真正閣に展示

「透明な通路」
堆積する記憶の壁の裂け目からこぼれる光の時間の変化を
透明な作品を作り時間の圧の変化を眺める。
Scenery of cell 表層の透き通る風景(北海道立近代美術館)

6月5日(日) 15:00〜   真正閣 
 寄木 奈緒子 Naoko Yoriki

ダンスパフォーマンス  [ 滲む ]
  

 

6月6日(月)〜6月12日(日) 真正閣 
 熊澤 桂子  Keiko Kumazawa

『Repose Of Souls』

私の作品モチーフである「変形にんじん」「魚の骨」を通じて、「Repose Of Souls」(魂、心または精神の休息)を真正閣にて表現したいと思います。

6月12日(日) 15:00〜   真正閣
 松本英樹 + 熊澤桂子 Hideki Matsumoto + Keiko Kumazawa 「 映像 + トーク」

 

6月13日(月)〜6月19日(日)   真正閣

 池田 緑 Midori Ikeda

「日を編み,言葉を紡ぐ」  <真正閣の100年の時(とき)>の気配の中に、≪私の68年の時(とき)≫を横たえます。視覚化された≪私の時≫を俯瞰しつつ、あわせて<真正閣の時>を感じていただきます。作品は、次の2点です。■My Place on Earth (1943年4月3日に生まれて) ■33の日  *なお、会場内でワークショップ「四つの言葉」を随時行います。 皆さまのご参加をお待ちしています。池田緑HP
6月19日(日) 15:00〜   真正閣
 茶畑 美智子 Michiko Chabata

ダンスパフォーマンス[時を呼吸する ]
私が100年の時の気配の中におりてゆくとき 私の<呼吸>は期待に満ちる
私が100年の時の気配に抱かれるとき 私の<呼吸>は歓びにはずむ
私が100年の時の気配から立ち去るとき 私の<呼吸>は静影となって
さらなる100年を生きる

 

6月20日(月)〜6月26日(日)   真正閣 
 伽井 丹彌 Akemi kai
人形(ひとがた)の並ぶ空間にたゆたう 館に棲む精霊たちの息遣い。
五感を刺激しながら 彼女たちの声に耳を研ぎ澄ます。
http://tokachi.com/kai/
6月26日(日) 15:00〜   真正閣
 伽井 丹彌 Akemi Kai

アートパフォーマンス

 [ 気(け)+ 這(は)い ]


6月27日(月)〜7月3日(日)  真正閣 ・庭園内
 吉野 隆幸 Takayuki Yosino
心象風景を封印した作品に、真正閣の100年の時間を内包した空間と
同化して、新たな光となって、みる者の心象に訴えかける。
7月3日(日)15:00〜   真正閣
 不羈の会  Fuki no kai    詩の朗唱

 不羈同人(斉藤征義、植田理佳、辻村純生、堀内靖夫)、葛西泰子、鈴木順三郎、関口将夫、米山将治


 

● 第6週〜第10週 7月4日(月)〜8月7日(日)  5/28〜7/3 7/4/〜8/7 8/8〜9/4


7月4日(月)〜7月10日(日)   真正閣
 相原 正美 Masami Aihara

[るいるい・えいえい ]

「場所」に積み重なった「時間」を形に「置き換える」という彫刻の作業をします。最終的にお見せする素材は、真っ白なパルプ(紙)です。柔らかな実体が表せたらいいと思っています。帯広にアトリエを作って15年目になりました。NPO・北のれんがを愛する人々の活動と共に資料はこちらから。 http://www.kitanorenga.com

7月10日(日)15:00〜   真正閣 ・庭園内
 音更神社雅楽会  雅楽三管による演奏会
音更神社雅楽会の「三管(龍笛・篳篥・笙)による雅楽」の音色が、真正閣からお庭へ向けて 雅やかに響きます。雅楽会の歴史は古く、昭和8年に発足、今年で78年の歳月を経て、 現在は19名の皆さんが活動しています。神社の祭事はもとより、夏休みの子供教室、 イベントの参加など、幅広くなっています。音更神社のHPでは、雅楽の調べを聴くことも。   http://otofukejinja.g-box.net

 

7月11日〜7月17日(日) [ 緑と風の器2011〜真正閣〜 ]  真正閣 ・庭園内
 高坂光尚 Mitsuhiro Takasaka
2002年からぐるぐる模様をモチーフに様々な試みを発表しています。
ここ最近はぐるぐる模様に人々の生活を重ねて眺める心持ちです。
FLOWMOTION代表。
http://www.flowmotion.que.jp/
 高田K子 Keiko Takada

北海道帯広生まれ 写真作家 マネジメントやアートプロデュース等も手がける
■とかち国際現代アート展 DEMETER CITY PROJECT [北海道帯広市 帯広競馬場ほか (2002)] → http://bit.ly/kbFJIc (=デビュー作→ http://bit.ly/jq9LVH )
■田園都市のコンテンポラリーアート 2007-2008 雪と風の器 [北海道札幌市 北海道立文学館 (2008)] → http://bit.ly/mg9lfE

 村上知亜砂 Chiasa Murakami
繊維を使ったインスタレーションをしています。素材を持込んでその場所で制作をします。
真正閣では白い羊毛を使って、時の通り道を作りたいと考えています。
http://www6.ocn.ne.jp/~chiasa
 塩田晃 Akira Shiota

お誘いをいただき,喜び勇んで出品します。
心の赴くままにつくりたいと思っています。

 柏倉一統 Kazuto Kashiwakura
僕の人生を一つの本と見たとしてそれは題名のない一冊の本なのかも知れない。
月日が流れイメージが生まれそれが1つの章となり、または文節となり作品となって排出されていきます。
また作品は平面作品でもなく立体作品とも限りません。
その時の心境、目に映る風景を断片化し、またそのイメージを織り交ぜてます。
7月17日(日)15:00〜   庭園内 (雨天決行)
 小野寺 育代 + 平間 綾香 Ikuyo Onodera + Ayaka Hirama

 モダンダンス

  [交じりあう輪郭 ]

 

 

7月18日(月)〜7月24日(日)   真正閣
 橋本 勇 Isamu Hashimoto
[ 紡ぎ(記憶が形成する命の証)]
時代を共有する生命との出会いの奇跡。繋がりを持つ存在の全てが影響し合い、鼓動の原点へと立ち返る。繰り返し出ては消える情景の刹那、その一つ一つを紡ぐ行為は生きていることそのもの。自然の素材を用いて形成する作品はその証として、空間(真正閣)に流れる時間(歴史)と共鳴する。
7月24日(日)15:00〜   庭園内
 小野貴則 + 赤坂英典 + 高橋由昌 + 赤木久文 & nado
 サウンドライブ  Ocellus Live (オセルス ライブ)  “トン・プラ〜コ”

 〜 Ocellus(オセルス) 「ころぽっくる」の小野貴則・赤坂英典 & 高橋由昌 ・ 赤木久文+nado による新ユニット。
 トン・プラ〜コ!トン・プラ〜コ!トン・プラ〜コ!

 

7月25日(月)〜7月31日(日)  真正閣
 鈴木 隆 Takashi Suzuki

「きんぎょ」 

真正閣の縁側のガラス窓を赤いセロファンのカーテンで覆います。セロファンには丸く切取られた100個の穴があいています。セロファンを透かした午後の光が、障子を赤く染め異空間が出現します。最終日には二人のダンサーがその光の中できんぎょになります。

7月31日(日)15:00〜   真正閣
 茶畑 美智子 + 永原 美幸 Michiko Chabata + Miyuki Eihara

ダンスパフォーマンス

 [ きんぎょ? ]

 

 

8月1日(月)〜8月7日(日) [ 旭川グループ展 ]   真正閣 ・庭園内
 荒井 善則 Yoshinori Arai
この数年、展示空間としてギャラリースペースを始め、民家、神社境内などで インスタレーションを展開しています。今回の真生閣では、和空間の中での展示が可能で有り、どんな様相となるか今から 楽しみにしています。時間の経過と歴史ある空間の中で、多くの眼と思考にどのような採光を放つのでしょうか?  
http://en-gallery.com
 伊藤 明彦 Akihiko Itoh
参加する機会を頂きありがとうございます。
庭園の中に佇む真正閣の空間によって、身体に潜んでいる様々な感覚が呼び起こされることを楽しみにしています。
 藤井 忠行 Tadayuki Fujii
「緑の気化に」 いまだ青さの残った思考のなかで、造形行為の本質は、などと自問してみる。そもそも 言語に置換不能ななにかを形象化することを造形行為としてめざしながら、記憶や想いの わずかな断片をも表出出来得ていない。不明の淵は時を経ても尚おぼろげで、未決のまま にある。人為のおろかさの結晶の、あってはならない現実だけが強い光彩をはなって眼前 に存在するばかりである。ひと時日常をはなれ、明るい林野に戯れる小鳥たちのように、 私も緑の気化を遊ぼうか……。
8月7日(日)15:00〜   真正閣
 荒井 善則 + 伊藤 明彦 + 藤井 忠行 「三人トーク・作品を語る 」

 

● 第11週〜第15週 8月8日(月)〜9月4日(日)  5/28〜7/3 7/4/〜8/7 8/8〜9/4


8月8日(月)〜8月14日(日)   真正閣
 佐野 まさの 回顧展  Masano Sano
 1970年代から現代アートの催しを企画し、美術だけでなく、パフォーマンスや即興音楽、まちづくりなど幅広い活動を展開、十勝の現代アートの草分けとして活躍した佐野まさのさん(1948〜2005年)。その業績を偲び、帯広・十勝はもとより、北見・旭川・札幌の共に歩んできた仲間たちがここに集い、佐野ひとみさんのお力添えをいただいて「佐野まさの回顧展」を開催いたします。
8月14日(日)15:00〜    真正閣
 特別イベント 「洗濯船に想う」佐野まさの氏 回顧展によせて

   パネラー
    ・関口好文氏 (十勝文化団体協議会会長)
    ・渡部喜代美氏(北海道文化財団評議員) 
    ・佐野ひとみ氏(故 佐野まさの氏 夫人)

 

8月15日(月)15:00〜  庭園内(雨天決行)

 小関博美 +  橋本ゆり  + 木村奏

フラメンコ   小関博美 +  橋本ゆり  + 木村奏 

スタッフ: 福山茂久・前平宣子・佐々木シゲノリ・木村公紀 

 

 
8月15日(月)〜8月21日(日)  真正閣 ・庭園内
 勝野 好則 Yoshinori Katsuno + 小田徹 Toru Oda

此の度は今企画展にお誘い頂き有り難う御座います。
いただいた七日間は五年前に永逝された高橋英双氏の作品回顧と生前師と仰ぎ交流をされた方や創作サポートメンバー、 事有るごとに英双節炸裂を耐え凌ぎ、親交を深めた方々に協力頂き、晩年の作品タイトル[Phenomenon]で集います。
極楽浄土に居る貴兄には失礼だが「英双現象」と云うべきか 作品を「真正閣」に配し過去から未来へと繋ぐ現象空間へと誘います。

勝野好則HPhttp://www10.plala.or.jp/humpe/
小田徹ブログhttp://www.kitoto.info/index.html 

 

 高橋 英双 回顧展 Eiso Takahashi
埋もれ木がかつて命ある木(時間)と現在の存在感(原形)を受け入れ自身の持っている魂を刻み入れる事で現れる現象の年輪。 プロトプラスト(原形体)と捉え埋もれ木に命の誕生を刻み自然循環の流れに時折接点を合わせその木が醸す有り様があたかも時間と 云う現象に捕われ土へと還る現象作品。
8月21日(日)15:00〜   庭園内 (雨天決行)

 松本 道子 Michiko Matsumoto / Glass 勝野好則

モダンダンス   [よぶ よばれる 
             とぶ  とばされる]

  すべてが反転する一瞬 透明な余白を切りさいた二羽の鳥  ふいに発つ

 

8月22日(月)〜8月28日(日) [ 北見グループ展 ]   真正閣 ・庭園内
 林 弘尭 Hirotaka Hayashi
真鍋庭園と真正閣という場は建築や風景との関連性で、そこに地面、水面を覆うロープと風に光るロープと球体を配置することにより、見る側に一層の知覚を拡張する体感が得られる場とするものです。
 田丸 忠 Tadashi Tamaru
水面と漣、織物と織糸。ホタルの発光や魚の群れなどに観る同期現象。すでに織り込まれた風景(世界)。 絶対色、絶対形、絶対的平面。それらを「真正閣」の時空に同期させたいと思う。 http://www3.ocn.ne.jp/~galleryt/
 小川 みち Mici Ogawa
写真の発明によって写実の伝統は抹殺されたとも言われている。歴史の流れの中で先人たちは芸術から反芸術と言われる表現方法を模索し続けてきた。もちろん現代もである。始まりもないし、終わりもない。複雑化する現代社会の中で我々は発明であり発見であるアートを掲示していかねばならない。ゆえに新しい旋律に直面する勇気も必要かと思われます。
 鈴木 順三郎 Junzaburo Suzuki
今・・・と言う状況下のもとで美術は何を語る事が出来、何を 語れぬのだろうか?という疑問の板挟みで 心は揺れている。 アクセサリーとしての美術でも何の問題もな いが言葉以上のメッセージを探している。
 松井 淳紀 Junki Matsui
交差する点がある
重なりあう面がある
映らない間がある
発情する時空を共に描写したい
8月28日(日)15:00〜   庭園内 (雨天決行)
 MINIMUMLINE 公演 トランスミュージック 鈴木順三郎 (ラップトップ、サックス) + YASUKE (和太鼓)

 

8月29日(月)〜9月4日(日) [ 札幌グループ展 ]   真正閣
 阿部 典英 Tenei Abe

北海道新聞夕刊に紹介記事掲載中(5月9日〜14回)
   私のなかの歴史 ー「前衛」の狩人 ー
   
   ※ブログのページに掲載しています

 柿 煕 Hiroshi Kakizaki

植物の生態、なかでも生を伝えるための種子との出会いはいつも新鮮な驚きがある。野鳥が蠢動する姿は、したたかな生命の輝きを伝える。四季折々、森や林を巡って植物や野鳥とふれた体験を通して得た感動が、私の制作をうながす原動力となっている。自然のなかで胎動する生命の愛しさを表現したいと思っている。
 下沢 敏也 Toshiya Shimozawa
Re−birth 風化から再生へ・・
風化は終わりではなく始まり。
朽ちていくものから生まれて来る
生命力を土という根源的な素材と
向き合いながら表現していく。

9月4日(日)11:00〜  真正閣

 茂呂 剛伸 Goshin Moro

ジャンベ ・ 縄文太鼓
100日の会期の最後である、クロージング特別イベントで演奏させて頂ける事を心より嬉しく思っております、 真正閣の壮観な空気に縄文太鼓の悠久の響きが漂う時間をご一緒致しましょう 
茂呂剛伸ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/dasinnse

 

9月4日(日)15:00〜 真正閣
 クロージング・イベント 
   トークショー「田園と芸術(仮)」:梁井朗氏 ( 北海道美術ネット主宰 )